皆さんは「パッションフルーツ」って聞いた事ありませんか?
トロピカルフルーツと言えば、このパッションフルーツを思い浮かべる
方も多いかもしれません。
あれは実は南米ブラジルやペルーで沢山栽培されている果物なんです!
ちなみに、
パッションフルーツは南米では「granadilla (グラナディーヤ)」と言います。
今回はこの「グラナディーヤ」についてご紹介したいと思います♪
グラナディーヤはブラジルやペルー等南米の熱帯が原産です。
このグラナディーヤ、実は沢山呼ばれ方があります。
・一般的には、パッションフルーツ
・日本ではクダモノトケイソウ(果物時計草)
・ブラジルでは maracujá(マラクジャ)
・ブラジル以外の南米ではgranadilla (グラナディーヤ)
・ハワイでは lilikoʻi (リリコイ)
とも呼ばれます。
今でも南米ではとってもポピュラーな果物として
市場に出回っているフルーツです。
丸い球体の実の中に、種を包んだゼリー状のつぶつぶな実と果汁が
いっぱいつまっています。
味は、強い甘味と酸味があり、キウイやオレンジ、パイナップルを
足して更にレモンを加えたような、これぞフルーツの極み!!
といった感じです。
効果というと・・・
・クエン酸がたっぷり含まれており
疲労回復に効果バツグン!
・美白・美肌効果があると言われる
カロテン(ビタミンA)が豊富で美容に良い。
・ナイアシンが含まれていて、二日酔いを防ぎ、
血行も良くなります。
・ビタミンB6があり、免疫力アップや
脂肪燃焼に役立ちます。
疲労回復・風邪予防・美白と美肌・・・
つまり、美容と健康にとっても良いフルーツなわけです♪
なので、ペルーでもグラナディーヤをジュースにして毎日飲む家庭がとても多いです。
日本で言うとミックスジュースを毎朝飲むような感じかもしれません。
朝のフルーツは特に体に良いとされるので、毎朝マラクジャを摂取すれば
まさに怖いもの無しですね(笑)!
食べ方としては
そのまま果実をスプーンで食べちゃっても美味しいですし、
ジュースにしたりフルーツのお酒にしたり、ゼリーにするのもGOODです◎
ジュースにするなら、ソーダと割っても美味しいですよ♪
そのまま食べるなら、表にしわしわが出て来た頃が食べごろで、
種も食べれるし、ぷるんとした食感も楽しめます♪
また、日本でもマラクジャは栽培されているのですが
数はそんなに多くないようで、フレッシュな果実そのものは
割とお高いみたいです。。。。
でも、濃縮されたグラナディーヤの原液なら市販でよく売られているので、
こういうのでお手軽に飲み物にしたり、アイスにかけたり
するのも良いですね~☆
ちなみにグラナディーヤがパッションフルーツと
呼ばれるようになった由来があります。
このパッションフルーツのパッションは、情熱とかそういう意味ではなく
実は「キリストの受難」の事を指します。
南米でトロピカルな果物なのになぜ??って思いますよね。
その理由は、この果実の花にあります。
南米に来たスペインの宣教師がこの果実の花を目にした際、
パッションフルーツの花の花弁はイエスの使徒を表し
その周りにあるひげのような部分が、
イエスのいばらのかんむりに見える・・・
他にも十字架に見えたりキリストの聖傷にみえたりと
とにかくその花や花弁の様子がイエスにまつわるものに見えたので
キリストの受難を表す「パッション」という言葉が名前につくように
なったらしいです!
なんだか少々強引な気もしますが、人がものに付ける
名前なんて得てしてそういうものなのかも知れませんね!
また日本では、この花の雄しべが時計の針に
見えるところから「時計草」と呼んだりもします。
とにかく、南米のトロピカル気分を味わいたいって人には
このグラナディーヤがとってもオススメなので、
是非試してみてください~(^^)
ペルー料理
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