ペルーのお菓子アルファホレスについてペルー料理炭火焼ローストチキン専門ペルー料理店

クッキーは好きですか？
温かい紅茶と甘～いクッキーって最高ですよね♪
超甘党の人なら、甘いジュースに甘いクッキーが
ベストなのでしょうか？？

クッキーといっても、世界には沢山の種類がありますね。
ペルーにも、伝統的な美味しいクッキーがあるんですよ！

それが今回ご紹介する、ペルーのお菓子
「Alfajores(アルファホレス)」です。

以前こちらの記事でチラッとアルファホレスをご紹介しましたが、
今回はもっと掘り下げて詳しくお話ししたいと思います。

アルファホレスは、ペルーだけでなくボリビアや
アルゼンチン等南米の色んな所でよく食べられるクッキーです。
スペインやポルトガルにも普及しています。

アルファホレスのルーツをたどると、元になっているのは
アラブの食べ物で、アラブ語で「詰め物」という意味の
al-hasuからAlfajorといいう言葉になったそうです。
クッキーでサンドしているから詰め物という感じなのでしょうかね。
さて、ペルーの伝統的なアルファホレスは
いったいどんな内容のお菓子なのかというと・・・・
直径約10cmくらいの丸い、厚みのあるクッキーに、
Dulce de leche(ドゥルセ・デ・レチェ)
と呼ばれる濃厚なキャラメル味のコンデンスミルクソース
をたっぷり挟んだとても甘～いお菓子です。
クッキーの側面はココナッツでコーティングされていて、
クッキーの表面は粉砂糖が雪のようにまぶされています。

※Dulce de leche(ドゥルセ・デ・レチェ)はスペイン語で、
dulceは「甘い」lecheは「牛乳」、つまり甘い牛乳という
意味になり、コンデンスミルクの事をさします。

お味はというと・・・・
やはりすっごく甘い！！です。
日本ではめずらしい甘さだと思いますが、甘いの好きな方
なら絶対気に入るお味です♪クッキーもサクサクシットリ
食べ応えがあり、キャラメルソースとの相性もバツグンです！
一個のボリュームが結構あるので、少しずついただくのも良い
かもしれません。ガッツリ甘さを楽しみたい人はそのまま
いっきにバクっと食べるのも良しです◎
特に冬は濃～い珈琲　紅茶とアルファフォレスを一緒にいただくと、
体も心も温まりオススメです(＞▽＜)

ペルー料理店El carbon(エルカルボン)にも
特製手作りアルファホレスがあるのですが、
いつもすぐ売り切れるくらい人気があります！
特にペルー人のお客様は家族のお土産に♪と
いくつも持っていかれる方が多いです。
たっぷりペルー料理を堪能した後で、お茶や珈琲と一緒に
甘～いペルーのお菓子を頂くのは至福の時間です♪

一般的なアルファホレスの材料としては、
小麦粉や砂糖、マーガリン、卵、バター、Dulce de leche等で
美味しいのを作るには、最適なクッキーの厚みや大きさ
程よいキャラメルコンデンスミルクの量が必要です！！
クッキーが薄かったり、キャラメルコンデンスミルクが多すぎても
駄目です。家庭で作るには、結構手間がかかる上に
なかなかそのバランスが難しかったりします・・・。

また、このペルーの伝統的なアルファホーレスのほかにも、
チョコレートでコーティングされたものや、粉砂糖をまぶさないものなど
国によって、また市販されているものによって、色々種類があるみたいです。
チョコでコーティングされているアルファホーレスは、
強いて言うなら、日本のエンゼルパイに似た感覚かもしれません。

毎日のお菓子に、お土産に、大活躍のアルファホレス。
市販のものよりは、やはり手作りの伝統的なものが美味しいみたいですが、
私も是非一度、Alfajoresの食べ比べをしてみたい・・・とひそかに
思っています♪