ペルーの幸福とお守りの実ワイルーロについてご紹介ペルー料理炭火焼ローストチキン専門ペルー料理店

世界には色んなお守りやラッキーアイテムがありますね。
南米ペルーではお守りや幸運のアイテムとして
使われているある「木の実」があります。
今回は幸運をもたらすお守り、

「Huayruro(ワイルーロ)」についてお話しします。

Huayruro(ワイルーロ)は、
ペルーのアマゾンに生息している珍しいマメ科の種です。
正式な学名はOrmosia coccinea(オルモシア　コッチーネア)
と言い、マメ科オルモシア属となっています。

このワイルーロの実にはオスとメスがあって
その違いもとてもにわかりやすく、
雌のワイルーロの実は全体が赤一色なのですが、
雄の実は、ハッとする程鮮やかな赤い表面に
ポツっと一つ黒い点があるのが特徴的です。
このきれいな赤黒カラーの雄の実が、ペルーの色んな
市場やお店で、工芸品や民芸品、アクセサリーに使われています！
ミサンガとしてもよく見かけます。

そして、もう一つこのワイルーロの大きな特徴は
このワイルーロの実を身に着けた人を悪いものから守り、
幸運を呼び寄せてくれるという言い伝えがあることです。
ワイルーロは、古くはインカ帝国の時代から魔よけの
お守りとして大切にされており、今でも
「金運や幸運、沢山の幸せを与えてくれる幸運のアイテム」
として、ペルーは勿論世界中の人に信じられている神秘の実と
なっています。

年齢性別関係なく人気があり、大人のアクセサリーだけでなく、
赤ちゃんが生まれたときもワイルーロの実のブレスレットを
つけてあげるという風習があったりもします。
きっと、生まれてすぐの赤ちゃんに悪いものが近づかないよう、
これから沢山の幸せが赤ちゃんにいっぱい降り注ぐように
祈りをこめてプレゼントするのでしょうね！

また、ちょっと面白い説では、
ワイルーロのオスとメスの実を一緒に箱にしまって置いておくと
子宝に恵まれるとか・・・しまう期間も5年以上長ければ長いほど
そのパワーが強くなるとか・・・。
確かにオスとメスではっきり色合いが違うワイルーロの実を
一緒にしておくと、そんなパワーも生まれてきそうですね～。

最近は、このワイルーロが日本でもかなり注目されてきている
らしく、ネックレスやブレスレット、イヤリング、ストラップ
等など色んな形で販売されています◎

個人的には、なんやかんや言ってワイルーロの魅力は
自然のものとは思えない、圧倒的な存在感の赤と黒の
色彩にあると思います。
日本の人にも受け入れられ人気を集めているのは
その赤と黒の色彩が、神社の鳥居の色と結びつき
神聖で晴れやかなイメージを連想させるからなのでは・・・
と考えています。

ちなみに、お値段のほうはどれくらい？と気になるところ
ですが、アクセサリーになったものは別として
ワイルーロの実自体はペルーでそれほど値段が高いものでは
ないみたいです♪まあ、木の実ですからね～。宝石よりは
安いです！でも宝石と同じくらい魅力的で美しい実なのが
嬉しいです(＾＾)

実自体は小さくて軽いし安いし、ペルーのお土産に買って帰えれば
皆に喜ばれると思うのでお勧めです☆

そういえば以前紹介した、ペルーの『福の神』白いエケコ人形
にもこのワイルーロのネックレスが付いてあるのですが、
エケコ人形とワイルーロのラッキーパワーが重なるわけで
相当力が凄そうですね(笑)
鬼に金棒みたいな・・・(ー▽ー)？

これからも活躍が期待されそうな、ワイルーロ。
もし皆さんもどこかで見かけたら
是非手にとってみてみてくださいねー！