ピニャータの作り方と遊び方ペルー料理炭火焼ローストチキン専門ペルー料理店

今回はメキシコの「ピニャータ」の紹介です！
メキシコが発祥ですがペルーでも非常になじみが深く、
お誕生日会などに使われるのが恒例でイベントゲームとして、
子供にとても人気のあるゲームです。
今日は、ピニャータの作り方から遊び方までご紹介したいと思います。

このピニャータ、どんな内容かと言うと、
子供たちが目隠しをし、
天井に吊るされた人形を次々と
棒で殴って行く…。
別の子供たちの声に導かれ
1人、また1人と…。
やがて吊るされた人形は壊れて行き…
なんとおぞましい！

いや、違いますよ。ごめんなさい。

言い方を変えるだけでこんなにもイメージが変わるなんて、
言い方って本当に大事ですよね。

さて、ピニャータは悪魔が可愛い姿に化けたもので、
人形などを棒でたたいて退治する厄除けのようなもので、
子供達が無事に成長するように願うものです。

ピニャータというのは日本で言う
「くす玉」や「スイカ割り」のような物です。
ルールもスイカ割りとほとんどほとんど同じです。

「スイカ割り」や「くす玉」と違うのは、
ピニャータの中に子供たちの好きなお菓子が沢山入っている事です♪

基本的なルールとしては、
ピニャータと呼ばれる人形を天井などに吊るし
（つるす事が出来ない場合は長い棒を斜めにしそこに吊る）、
そして、子供たちが棒で順番に1回ずつ人形を叩いて、
人形が割れるまで続けます。
割れた後は、みんなで一斉にお菓子を取りに行きます！
子供たちは大興奮です！

最初から最後まで小さな子供が「好きな事」を詰めた、
素敵なイベントだと思います♪

ルール

私が知ってるルールには微妙な違いがあります。
一つは、5才以下の子供は棒を持ってそのまま力一杯ピニャータを叩きます。

もう一つはそこそこ力の増えてくる5歳以上の子供の場合は、
目隠しをし、くるくると回ってから周りの声を頼りにピニャータを叩きます。
こっちはまさにスイカ割りそのものですね！

アメリカではハロウィンなどにもこのゲームを行うそうですが、
ペルーではお誕生日会がほとんどです。

ピニャータは、お誕生日等に使われ、誕生日の当人だけでなく、
他の子供たちもとても楽しむことが出来るので、
子供たちはとても楽しみにしている行事の一つです。

人形の中には、ものすごい沢山のアメやお菓子が詰めこまれていて
人形が完全に壊されると中から沢山のお菓子が落ちてきます！
お菓子といっても酢イカとか、そういうのじゃないですよ！？
マシュマロとかチョコレートとか
子供が好きそうな物が沢山入っています。

そして最後にピニャータを叩き、壊すと
ピニャータの中から出てきたお菓子を子供たち皆で一斉に拾いに行きます！

お菓子を分けると言うルールではなく「早い者勝ち」なのですが
当然、幼すぎる子供なんかになるとほとんど取れないままなので、
適度な大きさの袋を全員に渡して袋がいっぱいになるまでという制限をかけたり、
沢山とった子とかがあまり取れてない子に分けてあげます◎

以前ネットの記事で「人形を棒で殴りまくる女の子がバイオレンス！」的な
見出しで動画が貼り付けてありちょっと面白かったです。

ピニャータの作り方（簡易タイプ）

材料

1:大きいサイズの風船もしくは100円で買えるビーチボール
2:小麦粉にカップ・水3カップ
3:新聞紙・週刊少年ジャンプなどの素材の紙
4:ボウルもしくは洗面器（新聞紙を浸す為）
5:紐
6:見栄えを良くする為の工作用紙や絵の具・筆・カラフルな紙テープなど。

作り方

1、風船を膨らませてしばる（ビーチボールなら空気を入れて膨らませる）

2、小麦粉と水をまぜてなめらかなペースト状になるまで練り、のりを作る。

3、新聞紙や紙を五センチ程に切ります。その紙を工程2で作った「のり」に浸した後、
隙間なく風船にペタペタと貼り付けて行きます。
※完全に新聞紙を貼るのではなく、上の方に紐を通す場所と
お菓子を入れる為の穴を必ずあけておくようにします。