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「ペルー料理と言えば、やたらとジャガイモが使われているイメージ」

というのを聞いた事があります。

ジャガイモはペルーが原産国で、その数なんと2000種類以上あり、
まさにペルーはジャガイモ天国!!

そのジャガイモ大国ペルーの中でもトップに君臨する
キングオブジャガイモ!のペルー料理と言えば、
「Papa a la huancaina(パパ ア ラ ワンカイーナ)」です!!

ペルーを代表するこのジャガイモ料理の
歴史について紹介したいと思います。

Papa a la huancaina(パパ ア ラ ワンカイーナ)は
日本語に訳すと、「ジャガイモのワンカヨ風」
という意味です。

で、どんなペルー料理なのかというと
茹でたジャガイモに、アヒ・アマリージョ(黄色い唐辛子)と
チーズなどを加えたクリーミーでピリ辛なソースをたっぷりとかけ、
更にその上にゆで卵やオリーブをトッピングした、
ペルーの伝統ジャガイモ料理です!!

ところでワンカヨ風っていうけど、ワンカヨって何さ?
って思う方もいらっしゃると思うので、ちょっとパパアラワンカイーナの
歴史を簡単にご説明しておきます◎
ワンカヨ風というのは料理に使う素材の名前などではなく
「ミラノ風」と同様にHuancayo(ワンカヨ)
というペルーの町の名前なのです。

ワンカヨの写真

ペルーの町 ワンカヨ

ペルー中部にあるアンデス山脈東部、標高3350mの都市「ワンカヨ」

このワンカヨ出身の女性達が、その昔、山や海や断崖絶壁の過酷な
環境の中で鉄道を作っている労働者のために、色んな料理を
作ってあげていました。その中でも、労働者達にとっても人気が
あったのがこの「パパアラワンカイーナ」だったのです!

ワンカイーナは、日本だとワンカヨ風と訳されていますが
ペルーでは「huancaina(ワンカヨの女性)」
という意味で呼ばれています。
きっと、空腹と疲れでクタクタになった労働者を
ワンカヨの女性が愛情込めて作るパパアラワンカイーナが
心身ともに癒してくれたのでしょうね・・・。

お味はというと、とにかく美味しいです(笑)!!
ジャガイモはシンプルに茹でたものなのですが、
それを包み込むワンカヨソースが、クリーミーでほんのり
ピリ辛でたまりません♪
ジャガイモの素材をこんなに際立たせるソースは他には
無いかも・・・。
ジャガイモやチーズが好きな方なら絶対一度は食べたほうが良いですよ!

ペルー料理店エルカルボンにも、勿論パパアラワンカイーナが
あります。日本人の方にも凄く人気で、
一回食べてみてすっかりファンになった!!
という方が沢山います。
数あるジャガイモ料理の中でもイチオシの存在です◎

ペルー伝統のジャガイモ料理を堪能したいなら、
まずは是非このPapa a la huancaina(パパアラワンカイーナ)
をお試しくださいね~(^▽^)
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ペルー料理


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